脊柱管狭窄症・軽度認知症の方の訪問マッサージ・訪問鍼灸

訪問マッサージ・訪問鍼灸の施術例

鶴見区在住84歳 男性 2人暮らし

脊柱管狭窄症 軽度認知症

主訴

・脊柱管狭窄症

腰痛、足の痺れ、歩行距離の減少

・認知症

昨日のことが思い出せない
一度通った道を忘れてしまう
同じことを何回も話す

訪問マッサージ・訪問鍼灸を受けるきっかけ

65歳で仕事を退職し、奥様と老後の生活を楽しんでいた矢先、脊柱管狭窄症を発症。
病院では薬・湿布の経過観察か手術で症状を改善させる2択と言われてしまう。
手術はどうしてもしたくなかったので家族で話し合った結果、訪問マッサージ・訪問鍼灸を受けて痛みや痺れを抑えたいと思う。

また、半年前から軽度認知症の診断も受け会話がぎこちなくなってしまった主人を見て、奥様が脳への血流をよくすることで少しでも進行を遅らせたいと思った。
鍼灸は認知症の進行を遅らせる意味でも効果を発揮すると知り、一緒に対応してほしいと連絡されました。

施術内容

マッサージ・鍼・お灸
30~40分 週2回の施術

訪問マッサージ・訪問鍼灸を受ける前のご様子

散歩が趣味ということでほぼ毎日夫婦で近くの公園に散歩に出かけていた。
ある日突然、主人の歩くスピードが遅くなりすぐに休憩したいと言うようになったとのこと。
徐々に歩ける距離も短くなり散歩からも遠のいていったそうです。
体を触ると腰の筋肉が硬直し、神経の影響で足のこわばりも起こっていました。
背中全体の筋肉も固まり自律神経も乱れている様子でした。

また、認知機能が低下し、話がかみ合わなくなったのを日々感じこのまま私の事も分からなくなるのではと奥様が心配に。
訪問した際も目の焦点が合わず、話もたどたどしい感じでした。

訪問マッサージ・訪問鍼灸を始めて

背中~腰の緊張がとても強かったので鍼・お灸・マッサージでほぐしていきました。
特に腰の奥の筋肉には長めの鍼でアプローチし芯から緩めていき、お灸で血流改善を試みました。

徐々にマッサージで筋肉が緩むようになり、腰の緊張も緩和してきました。
痛みも軽減し足の痺れも楽になったとのことでした。

2か月ほど治療を行うと足が軽くなり、歩行スピード・歩行距離がアップし散歩も以前と同じように楽しめるようになったと仰っておりました。

認知機能に対しては脳への血流、自律神経の調節を意識し頭、お腹、手足のツボに鍼を施しました。
奥様からは3~4か月経ったころから会話が鮮明になったとのことでした。
ただ、短期記憶が改善しないので引き続き刺激を入れていく予定です。

今後の課題

趣味である散歩を継続できるように腰・足の緊張緩和、血流アップを目的で施術していく。
認知機能は進行を遅らせるために、鍼灸・マッサージで血流改善・ツボへの刺激を継続していく。

施術スタッフのコメント

とても仲が良い夫婦で毎日一緒に公園へ散歩に行く姿がほっこりしました。
脊柱管狭窄症の症状は良くなりましたが、認知機能の改善には少し苦労しております。
進行を遅らせることもとても意味があると思うので、施術内容を考慮しながら対応していきたいと考えております。

訪問マッサージ・訪問鍼灸を通してご夫婦2人の生活を支えられたらと思います。

公式サイトはこちら
https://rashindohoumon.jp/


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